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今更感も毎年恒例

年の初めのお楽しみ。
「関ジャム 完全燃SHOW」の「プロが選んだマイベスト10」レビュー。

・・・え?
うそ、もう3月?

今年も忘れた頃にしれっと投稿となりました。すみません。
最高に今更感が強いんですが、良かったら読んでやってください。


ランキング全曲

今年の解説は、蔦谷好位置、いしわたり淳治、Yaffleの各氏。
ランキングは以下の通りでした。

関ジャム完全燃SHOW「2021年マイベスト10」

※画像荒くてすみません。差し替え予定です。

では、早速レビューにいきましょう。
自分が気になったアーティストと、各氏のランキングを見た印象なんかを述べさせていただいてます。

まずは、いしわたり淳治氏から。


いしわたり淳治マイベスト10より

今回も彼らしさを感じられるランキングでした。

10位 マハラージャン「セーラ☆ムン太郎」

マハラージャン / セーラ☆ムン太郎 [Maharajan/Sailor☆Mun-Taro] Official Music Video

全ランキングの中でも特に気になったアーティスト。

いしわたり氏の言う通り「真面目と悪ふざけのバランス感覚」が素晴らしい。
歌詞やタイトルの言葉遊びだけじゃなくて、「ちょっと懐かしい、分かり易いJ-POP」かと思えば、時々「おっ?」と感じるコードを使う時がある。
ちょっと小出し。だから癖になる。

でも、この曲、何がカッチョイイって、ベース。たまらん。

噂の「THE FIRST TAKE」Ver.もいいですね。

マハラージャン – セーラ☆ムン太郎 / THE FIRST TAKE

癖になるポイントのもうひとつが「結構振り幅のある人?」って感じさせること。

マハラージャン – 僕のスピな人 [Official Music Video]

この「僕のスピな人」みたいな「おふざけ×オサレ曲」もあれば、

マハラージャン – eden / THE FIRST TAKE

男性3ピースバンドが歌ってそうな「コテコテ青春曲」も合う。

声がきれいで嫌みが無いからかなぁ。
なんでもいけそう。

いしわたり氏と蔦谷氏の解説、どちらも納得だったんだけど、
何より、丸ちゃんが詳しくて「丸ちゃん、好きそう!なんか、めっちゃ分かる!」って笑ってしまった。
真面目にふざけてて、でも音楽かっこよくて、ベースも良い感じ、だもんね。

ま、蔦谷さんがリミックスで嚙んでるってのは、想定内。(笑)


8位 セイレム・イリース「Coke and Mentos」

salem ilese – coke & mentos (official music video)

これも、いしわたり氏らしい選曲。
若い女性らしい恋愛の例えをピックアップ。

そして、解説に挙げられてた「Mad at Disney」。

salem ilese – mad at disney (official music video)

「私はディスニーに怒っているの」という台詞で、若い女の子がリアルな恋愛に触れ一喜一憂しているのが感じられる。
その発想は確かに秀逸。
変わった例えのような、でもそこらへんの女の子が実際に言ってそうな近さ。
「〇〇(映画やコミックの主人公)だって言ってたわ」のアレンジ形か?

音のほうで「うまい!」と思ったのは、
「Had me wishing on a shooting star(流れ星に願いをかけさせるなんて)」の部分が、
「星に願いを」の有名なメロディ「When you wish upon a star(星に願いをかける時 )」になぞられているところ。

「Coke and Mentos」にしろ「Mad at Disney」にしろ、楽曲としては割とよく聴くテイストかなと思うんだけど、こういった遊びの部分が良く出来てると思う。

「そりゃあ、いしわたり氏は引っかかるでしょう」な1曲。


3位 オリヴィア・ロドリゴ「drivers license」

Olivia Rodrigo – drivers license (Official Video)

これまた、「ザ・いしわたりチョイス」。
良かった、これ。

「先週 運転免許を取った」と小説みたいに叙事的に始まる歌詞。
イントロが淡々と進むにつれ、主人公が恋人と別れたばかりで、一緒に行くはずだったドライブを一人で郊外まで飛ばし、今、彼の家の前を通り過ぎる、という情景が描かれている。

解説にあった「音楽と車の親和性」や「徐行してる初心者の運転というシーンが新しい(車が登場する時はだいたいハイウェイとか飛ばしてる)」というヒットにつながったポイントも納得だった。

ゆったりめなテンポで淡々と運転してる雰囲気の中で、恋愛が終わった悲しみや寂しさ、次々に浮かんでは消える思い出の数々、時に感情が高ぶったりする様子などがリアルに感じられる。
もともと女優さんだそうだけど、表現はもとより歌唱力もすごい。

失恋直後に聴いてしまったら、どっぷり浸かり過ぎて脱水症状起こすまで泣いてしまいそう。

で、泣いた後に聴くならこれ!

Olivia Rodrigo – good 4 u (Official Video)

『よかったじゃない 簡単に次のステップに進めて
新しい彼女 数週間で見つかるなんて』

未練は少しあるけど「drivers license」の女の子より元気です。
「もう、あんなクズ忘れて、次いこ、次!」って進みかけてますね。
ちょっと、というか、かなりトゲを含んでますが、リアルな心情ではないでしょうか。

それにしても、オリヴィア・ロドリゴ、これで18歳。
女優で賞も多数取ってるみたいだし、歌手やって、共同で作曲。
若いのに才能が渋滞してる。


1位 Ado「うっせぇわ」

【Ado】うっせぇわ

いしわたり氏が「素直に2021年といえばこれ」と選んだ曲。

「プロのミュージシャンの作る音楽からは流行語が生まれない時代が長く続いていて、社会現象になった『うっせぇわ』は純粋に嬉しく、今の音楽界において、とても意味のあるヒットだった。」

「彼女の音楽的なセンスの良さと、唯一無二の声と歌唱力は、2021年1番の衝撃だった。」

まあ、納得、かな。

一見「お行儀の良くない音楽」で、歌詞のインパクトから物議を醸す楽曲だと思うんだけど、
確かに、多数派やルールが必ずしも正しい訳ではなくて、「皆と同じ」ことで安心していることへ疑問を投げかけてる点はかなり社会派。
ただ、まぁ、「伝え方」に危うさを感じるのが気になるポイント。
ダイレクトに伝わり易くしたり、若い子の共感を得るために、わざとああいう歌詞にしたんだとは思うんだけど、誤解を受ける可能性も高そう。

特に「頭の出来が違うので問題はナシ」っていう部分で、「あ、あんたもバカなのね。」って感じがするし、そういう思考でもOKって(特に若年層に)そのまま受け止められそう。
後半「アタシも大概だけど」と言ってるので、ちょっと自覚あるってのが救いかな。
今の子は賢いから、これくらいはちゃんと分かってるのか。

ま、この曲が「相手をリスペクトしつつ、傷つけない言葉で正しさや愚かさを見せつける」曲だったら・・・若い子に引っかからないんだろうし。(笑)

いしわたり氏の言う「プロの音楽から出る流行語」が、もう少し平和で優しい言葉だったらいいのに、と思う。


言葉の魅力を

以上、いしわたり淳治マイベスト10からのピックアップでした。

いつも通り、歌詞や発想をポイントに置いたランキング。
とても分かり易い内容だと思いました。
音楽を聞き流してしまいがちな現在には、とても貴重な視点だと思うし、歌詞の持つパワーを再確認させてくれるので、いしわたり氏の解説は毎回楽しみです。

お次はマイベスト10デビューのYaffle氏。
これまた恒例〔Yaffle 篇〕〔蔦谷好位置 篇〕に続きます。


参考

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