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久々に感想など。

(※画像はAmazonからお借りしました。)

同じ頃に公開されたジョディ・フォスター主演の「フライト・プラン」の二番煎じかと思いきや、いい意味で裏切られました。
面白い!


ホテルのマネージャーである主人公・リサ(レイチェル・マクアダムス)は、休暇で乗った飛行機で、とある陰謀に巻き込まる・・・というお決まりの設定。

「フライト・プラン」のジョディ・フォスターが、「偶然」飛行機設計士であることを武器に、相当無茶な行動&ファイティングで敵に立ち向かい、
派手なアクションシーンや演技が際立っていましたが・・・ちょっとリアル感ナシ。

それに比べて、この作品の主人公は、とても賢く、気丈に立ち向かおうとしますが、結局は弱さ(優しさ)により、一度は「負け」てしまいます。
ジョディ・フォスターの「強い(強過ぎる)母親」に対して、
等身大の女性であり、優しく健気で利口、美人なのに気さくなチャーミングさを持った主人公をつい応援してしまい、ストーリーに引き込まれていきます。

サスペンスやホラーものには「何か起きそう」な雰囲気のまま長いイントロが続いたりしますが、
この作品は割と早い段階で、さらっと核心に入ります。
セリフによるやり取りだけで、ガンっと突き落とされる感じ。「いかにも」な音楽もなし。
このスマートさは秀逸。

ジョディのように飛行機内(特に客室じゃないところ)を走り回ったりしないので(笑)、
派手なシーンが好きな方には物足りないかも知れませんが、
じわじわとドキドキさせてくれるところが、推理小説好きな私には合うのかも。

最後のほうで、少しアクションっぽいところもありますが、
飛び道具で「そんなんアリ?」なシーンも少なく、「普通の女性が敵(男)をやっつけちゃう」という違和感はあまり感じません。
ま、無いとは言えないけどね。実際には無理だろうし。(笑)

「パニック・フライト」というタイトルで、舞台は機内がベースですが、
「機内パニック映画」では無いので、映像の「窮屈さ」も無く、アクションシーンとバランス良く作られている感じがします。


レイチェル・マクアダムスの演技の良さが、主人公の優しく芯のある魅力的な女性を好演。
敵役のキリアン・マーフィも、憎らしいぐらいにキレ者で(イケメンって感じじゃないんだけど)不思議なかっこよさを感じます。

この作品、日本では劇場公開はしていないそうです。
いわゆる「B級映画」にしては、演技もプロットも主人公の魅力も充分。
やっぱり、有名な俳優や派手なアクションのほうが「劇場向き」ってことなんでしょうか。

あ、似たような作品ということで「フライト・プラン」と比べて述べましたが、「フライト・プラン」も面白かったです。
ただ、同じようなタイトルだけど、全く質の違う作品でしたね。


ちなみに、原題の「RED EYE」は「夜行便」「深夜便」のこと。
睡眠不足で目を赤くすることから、こう言うそうです。

ひとつだけ文句を言うとすれば・・・この邦題ぐらいかなぁ。(笑)

評価:★★★★★
「B級だけど見応え十分!一味違ったフライトもの。」


参考(※リンクは新しいタブで表示)

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